画期的な密封パウチ、スパウト袋の使い方
スパウト袋とだけ聞くとどんな袋かピンとこない人もいるかもしれませんが、用途や効果を聞くと欲しくなってしまう、そんな優れものです。このスパウト袋の主な用途や効果をご紹介いたします。
省スペース省資源のスパウト袋
スパウト袋という言葉は耳慣れないかもしれませんが、何気なく日常生活で便利な製品として利用している場面は多々あります。
このスパウト袋とは離すと止まる、自己密閉式を採用したパウチです。
好きな量を簡単に調節してだせるので出し過ぎることもなく、また自立式のものが多いのでそのまま容器としても使っていただける、そんな製品です。
主に用途としては液体状のものや半固形程度のものに使うことが多く、わさび、からし、ケチャップ、マヨネーズ、他にも日用品で液体洗剤などにも採用されているものとなっています。
押せば出てきて離せば止まる、わさびなどを出すときの感覚と同様で、この利便性を持っている袋がスパウト袋という名称なのです。
ゼリー飲料などにも採用されているので、何気なく使っていることがある人も多いです。
液体のものをパックする際に困るのが使用する時で、一度穴をあけてしまうと他のボトルに移し替えるか、別のモノで封をするかなどしないと保管は難しいです。
ですがこのスパウト袋はキャップ付きとなっており、一度開封してもそのままキャップをつければそのまま保存が可能、また自立するものも多いのでそのまま保存容器として利用しやすいです。
こうした液体のものを入れるボトルなどはたくさんあると、どうしてもかさばってしまいますが、スパウト袋ならば省スペースで冷蔵庫などにそのまま保存が可能。通常ボトルなどに入れた場合、入らないような場所にも収納できるので冷蔵庫や冷凍庫のスペースを更に有効活用できます。
またシンプルなクリアの袋なので油性ペンなどでメモ書きもしておくことが可能、整理整頓に役立つそんな袋となっています。
家庭用としてもかなり便利なものなっていますが、業務用として使うにあたっても大きなメリットがあります。
まず袋を使うことで輸送時、本来瓶や容器にいれていたものの場合運賃が割高になります。
しかし袋を使うことで郵送にかかるコストが削減、店舗間移動は勿論ですが通販などでこうした袋を利用する際も送料抑えめで提供が可能です。
特にこれから通販の需要が増えていく時代となっています、そのため通販の利用は多いものですが同時に通販に事業拡大するライバルも多いです。
そんな時に少しでもコスト削減しお客様に還元する方法として配送料にかかる金額を安く出来るよう、こうした工夫をしている業者も多くなっています。
瓶や容器は特別なギフトの場合は重視したいところですが、自宅用の商品の場合落としても割れない、重くない、ごみとして捨てるときも簡単に処理できる、そうしたメリットがあるスパウト袋の方が嬉しい部分が多いです。
また業者にとっても瓶や容器に比べて省スペースで持ち運びしやすく、充填前殺菌が不要なスパウト袋は加工もしやすいので通販用だけでなく市販品にも利用されていたりしています。
特に近年資源を無駄にしないようエコバッグなどの活動も盛んになっており、その視点からでもスパウト袋は非常に有用、これから更に使用の用途が増えていく、そんな袋となっていきます。
これからの時代のニーズに抜群にそっているスパウト袋、通販事業への拡大などを考えている業者用としても省スペースで有効に冷蔵庫内スペースを活用したい家庭用としても便利なパックとなっています。
液体状、半液体状のものならスパウト袋
これらスパウト袋はもともと洗剤やシャンプーなどの詰め替え用として利用されていることが多かったですが、押したら出る、離せば止まるという扱いやすさからそのまま容器としても使える袋として調味料や半液体状の食べものなどの梱包にも使われています。
またこうした保存袋は多くの用途のために開発されており、そのまま冷凍保存やボイル可能など幅広い用途にそった特長をもった袋を多く生産、販売されています。
そのため最近ではレトルト食品の包装やベビーフード、介護食の包装などにも使われており、充填時も細菌が混入する心配の少ないこれらスパウト袋は赤ちゃんや高齢者用の食品を梱包するための包装としても安心してお使いいただけます。
食品は衛生面を特に気を付けたいもの、いままでシャンプーや洗剤などにつかわれていたこのスパウト袋が食品の衛生面を守るのにも特化し、また加工次第でより食品の包装にも使いやすくなっていっています。
そしてこれらの食品は一度で使いきれるものならばよいですが、使いきる前提とされていない調味料などの場合キャップ付きスパウト袋以外では保管が荒くなってしまいます。
ですがスパウト袋ならばキャップを閉めて保存は勿論、自立するので接地面からキャップまでが遠く、汚れなどもより入りにくい、そして中身が漏れる心配もなく縦置きで保管できるため業務用としても家庭用としても、液体、半液体のものを保管するのに便利な仕組みになっています。
衛生面に気を付けながらしっかりキャップをしめてこぼれさせることなく保管できる、スパウト袋は液体、半液体の食品や日用品関係なく便利に包装できる袋です。
また中身を丸見えにしたくないそんな製品には隠ぺい性の高いアルミや乳白色フィルムを利用したスパウト袋もあります。
業務用のスパウト袋、これからの需要増加の理由
現在、外食産業は自粛の為客足が少なくなっているところも多く、特に観光地の名産が余ってしまい、最悪廃棄になってしまう、そんな状態になってしまっています。
またエコ活動もまた新しい試みが始まっており、エコバッグの推進など資源を無駄遣いしないように、そうした動きが広まっています。
この両方に役立つのが袋などでの包装であり、いままで店頭で観光客相手に商売していたお店も通販事業に乗り出し、それらに需要が高まっています。
通販で食品を届けたい場合、如何に鮮度を保ったままお客様の元に届けられるか、またリピートしてもらえるような手軽で便利な包装にできるかなども意識する必要があります。
また通販ではどうしてもかかる配送料、特に液体状のものは中身ではなく瓶などの容器の重さがかさばり、それで配送料が高くなってしまう、配送料が高いので購入をやめてしまう、そんな場合も多いです。
一定金額以上の購入をした場合配送料無料のサービスをしている場合でも、やはり配送料に関しては少しでも安く抑えられる方が店側にとってもよいものです。
瓶詰めが多かったものでもこうしたスパウト袋を利用することでそれらの問題は解決します。
またお客様のところに到着した後も瓶ならば万が一落としても割れる心配もないので安心、そして軽くて扱いやすい、また冷蔵保存できるタイプの袋もあるので保管に関しても申し分ないのです。
気軽に自宅で楽しんでいただくようなお取り寄せグルメに関しては容器や瓶を遣わずスパウト袋を利用する業者は増えています。
またこれらは瓶などとはちがいシンプルなのでリサイクルする際もゴミとして捨てる際も扱いやすいというよさもあります。
扱いやすい、かさばらない、衛生面も良好、リサイクルもしやすい、これらのメリットを見ていくと、よりこれからの社会に役立つものとして需要を伸ばしていく可能性があります。